SMさん(金融業界)
30代前半、私費、メガバンク、ロンドン駐在、純ドメ(入社時TOEIC400点)、ロンドン共働き、娘1人、小1からずっとサッカー、両親は街の小さな自営業
MBAを目指した理由
一番の理由はキャリアチェンジです。30代になるとある程度自分のキャリアが予想でき、銀行に残るのがハッピーかどうかを悩みました。より影響を持った人間になりたいと思い、暫定的なキャリアゴールを設定し、それに向かって突き進むためにMBA取得を決めました。 キャリアについてじっくり考えられ、インターン経験もできることから2年制のスクールを志望していました。また、キャリアチェンジが目的であったためTop 20に入るようなスクールを目指していました。自分の受験戦略としては、本当に行きたいと思ったスクールに絞り、その学校に全力投球する形にしました。正直、共働きしながらの受験準備は私にとって容易ではなく、時間的な制約もありました。この戦略が成功の秘訣の一つだったと思います。
受験結果
- 受験校: LBS(R2)、IESE(R3)
- インタビュー招待: LBS、IESE
- 合格校: LBS、IESE
受験スケジュール
総論としてMBA受験決意から合格まで2年超かかりました。ロンドンに赴任していたものの、純ドメで英語力は高くなく、スコアメイクに苦労しました。。以下、大まかなスケジュールになります。
- 2020年9月、ロンドン赴任
- 2021年6月、IELTS初受験(OA6.0)。そこから2か月に1回くらい受験するも8回連続くらい5.5〜6.0を彷徨う
- 2022年1月、MBA受験を正式に決意。カウンセラー探しを始める
- 2022年3月、ネイティブカウンセラーと契約
- 2022年8月、IELTS7.0取得。R2出願を目指し、GMAT勉強開始
- 2023年3月、GMATを合計3回受けるも500〜550点と2023 Intakeを諦める。エッセイ、CV、推薦状は概ね完成させていた
- 2023年4月からGMAT勉強に没頭。しかしながら、4〜5回目もスコアふるわず、MBA受験を諦めそうになる
- 2024年1月、最高スコア550点ながら、GMAT6〜7回目を予約し、LBSにR2出願。1/10、610点取得、LBSアドミにスコアアップデートのメールを送る。1/26、550点と撃沈。悔しさのあまり、翌日1/27にExecutive Assessmentをオンライン受験、これが功を奏し155点(GMAT換算670〜680点)を取得。LBS MBAはGMATもしくはGREのみのスコアしか受け付けていなかったが、ダメ元で送付
- 2024年2月初旬、LBSからインタビュー招待受領。GMATのスコアアップデートと悩んだが、ビデオエッセイ、インタビュー練習に振り切る。2/28ビデオエッセイ提出、3/1にロンドンのカフェでインド人の卒業生と面接
- 2024年3月末、LBSよりオファー取得。R3でIESEに出願
- 2024年4月、IESEよりインタビュー、アセスメントデイ招待受領。IESEの結果
GMAT対策
自分はGMATにはお金と時間をつぎ込みました。総論として、自分はSCとマスが得意科目、CRとRCが苦手科目でした。勉強当初は、日本の予備校の各コースを受講。問題の形式や解き方のコツを学ぶのに役立ちました。一方、根本的に自分の英語力の基礎が十分でないことから Verbalのスコアは10〜20点というのが続きました。GMATの勉強と並行して単語暗記や多読も行いました。そこからフォローの手厚いGMAT専門のN先生のVerbal対策、個別レッスンを受講しました。特にCRの解法はこの先生のやり方が個人的にはしっくりきました。また、そもそものロジカルシンキングに苦手意識があり、CRが壊滅的だったため、BT Essayさんと週1〜2でCR問題一緒に解きました。それから、BT Essayさんのご厚意で、GMATの1Qのセットを作って頂き、本番のタイムマネジメントを意識した形で模擬試験を何度も行いました。約1年間伴走頂いたことで、GMATを諦めずに勉強を継続できたと思います。本当に感謝しております。
エッセイ対策について
ネイティブカウンセラーとBT Essayさんとの二刀流で対策を進めることになりました。BT Essayを選んで大正解でした。理由としては、日本語ベースで細かく経験や自分の性格等掘り出しができること、料金に比べフォローが細かいこと、エッセイ以外のスコアメイク•面接対策も行って頂いたことです。
2022年5月〜8月で、自己分析、これまでの出来事の棚卸し、学校調査を進めました。8月になると、各校アプリケーションの内容が発表となるので、まずはどのような内容かを確認し、ネイティブカウンセラーと進めていこうと思っていました。一方、いきなり英語で書くことへのハードル、ネイティブカウンセラーだと細かな掘り出しができないこと、料金が高いこと、等の理由から、日本人でエッセイのネタ出しや構成のサポートをしてくれる方を探していました。ネットでググっていたら、 BT Essayさんを発見し、他のカウンセラーと比べ、破格の料金設定に驚きながら、すぐにメールを送りました。
BT Essayさんとは、2022年9月にエッセイのネタ出しで2〜3hほどのセッションを行い、リーダーシップ経験等、細かく掘り下げて頂きました。10月では、LBSの一次ドラフトを日本語ベースで作成し何回か往復してブラッシュアップしました(ちなみにLBSは本エッセイ500字の他にOptionalエッセイ500字、ショートエッセイ200〜300字が10個ほどあり、結構面倒くさいです)。11月に英語に直し、エッセイの校正作業をネイティブカウンセラーとBT Essayさんと並行しながら進めました。12月にはLBS、IESEのドラフトを概ね完成させましたが、スコアメイクができず、R2での出願を断念し、エッセイはそのまま寝かせておくことになりました。
2023年はGMATの勉強にリソースを投下し、12月まではエッセイについてノータッチでした。スコアメイクができていないなか、R2でLBSは出願するかどうか、とても悩みましたが、ダメ元で出そうと決心し、BT Essayさんと寝かしておいたエッセイを1週間程で見直し、提出致しました。
2024年3月にはLBSの面接は終わり結果待ちであったため、IESEのScholarship Essayに注力し、サポートを頂きました。
面接対策について
面接対策は、LBSのインタビュー招待を頂いてから着手をしました(正直インタビューに呼ばれるとは思ってもいませんでした)。面接、ビデオエッセイの提出まで約3週間あり、毎日3〜5時間を準備に費やしたと思います。準備の流れとしてはネイティブカウンセラーから頂いた過去のインタビューレポートやネットで出てきた過去質問をエクセルにまとめました。自分はそこまでスピーキングに自信がなかったので、代表的な質問10〜15個について、ほぼスクリプトを作る作業から始めました。それを1週間くらいかけて作成し、その後、ネイティブカウンセラー、BT Essayと計10回はMock Interviewを行いました。Mock Interviewは録画をし、フィードバックを吸収できるよう何度も聞き直し、スクリプトをアップデートしていきました。概ねスクリプトが完成してくるのと同時にLBSのビデオエッセイに質問30個ほどに、どのエピソードを当てはまるかや、質問によってちょっとした言い回しを変える等、調整を図りました。
特にBT Essayさんとはリーダーシップ面での質問を深掘りすることで、自分はどのようなリーダーシップで、どのような強みを発揮しチームをまとめてきたか、チームをまとめるための自分のアプローチ方法等、を言語化していきました。間違いなく質問をされるネタなので、他の人と差別化するためにもこの掘り出し作業をすることで、自分なりの言葉や表現で自信を持って説明できるようになりました。
自分の場合はスコアメイクの選択肢を捨てて、短期集中で行ったことが功を奏しました。2日に1回もしくは毎日Mock Interviewが続き、フィードバックに対応するのは正直しんどかったですが(特に最初の1〜2週間)、大体2週間くらい没頭すれば概ね質問へ回答できるようになりました。本番のLBSの面接は90分(10分のプレゼンテーションも含む)と比較的長い面接時間にもうまく対応でき、終わった時には手応えを感じることができました。個人的には面接対策を疎かにすることはおすすめしません。練習した分だけ伸びますし、引いては英語力の向上につながったという実感があります。低GMATスコアながら、LBSから合格を勝ち取れたのは面接対策を充分に行ったからだと思います。
受験を振り返って思うこと
まだ自分は海外MBAというスタートラインに立っただけで、まだ何も成功したわけではないです。これからの資金調達や転職活動等、不安材料がないといったら嘘になると思います。しかし、これからどういった学びや価値観を吸収し、どうやって自分のキャリアを歩んでいくか、難しいことながら、それにチャレンジできる環境に身を置くことがきることに対してワクワクしております。これからMBA受験に興味のある方、チャレンジされる方に大きく2つのメッセージがあります。
①自分のキャリアゴールをしっかりと考えてみること。今の会社に居続けた場合は、ある程度想像ができるのではないかと思いますが、自分は今の会社で部長、執行役員になるために自分のリソースを注ぐよりも、自分一人としてのスキルや経験を高め、世の中に対して影響力のある人間になりたいと考えました。自分はMBA受験を決意したときにIELTSと並行して最初に行ったことは、自分の10年後20年後のキャリアゴールを設定してみることでした。これは簡単なことではないと思います。キャリアゴールについて自分の頭の中で考えていることを言語化し人に伝えてみる。そうすると、それを達成したいと思うようになってきました。これが長いMBA受験プロセスを乗り切れたモチベーションになったと思います。自分もスコアメイクがうまく行かない時は、家族にも迷惑をかけるし、もう諦めた方がいいのではないかと何度も思ったことがあります。しかし、自分のキャリアゴールに近づくために何とか前進したい、という気持ちが根底にあり、それを持ち続けたことでなんとか最後まで走り抜くことができました。
②諦めないこと。こういう話を聞いたことがあります。海外MBAに興味がある人は100人いたとして、その中でアクションを起こす人(セミナーに参加、英語テスト勉強)が30人、Application提出する人が10人、合格する人が数人と。おそらくデータに基づいたものではなく、感覚値だとは思いますが、自分の受験生活を振り返って、これはあながちそうかもしれないなと思いました。諦める理由はいくらでもあると思います。仕事が忙しい、英語のスコアが伸びない、家族が反対している、資金調達ができるかわからない、などなど。でも、自分が合格を勝ち取れた一番の秘訣を聞かれたら、あきらめなかったことです。GMATやIELTSがすべてではありません。ご存知の通り、Applicationはホリスティックにレビューされます。もし諦めずにチャレンジをし続ければ、成功が待っていると思いますし、受験プロセスで身につけた英語力や思考力は必ず皆様にとってプラスになると思います。何より、自分で人生やキャリアを切り開くというマインドセットを持つことは非常にワクワクしたものだと思います。
最後になりますが、皆様のMBA受験の一つの参考になれば幸いです。もし、私の受験プロセスや学校生活等にご興味をもち、より詳しくお聞きしたいと思う方はBT Essayさん経由でコーヒーチャットをご依頼頂ければと思います!
