Short Answersへの対処方法
MBA出願書類はGMAT、レジュメ、エッセイだけではありません。Short answersも含めて、バランスの取れた出願書類を作成する必要があります。MIT MBA卒、mbaMissionのLiza Weale氏がShort answersの回答方法について解説しています。
MBA出願書類のShort answersとは
Short answersとは出願時にオンラインで記入する各設問のことです。あなたの氏名や生年月日等の基礎情報に加え、キャリアゴールや仕事で成し遂げた成果・結果等の定性情報も記入します。
Short Answersの目的
Short answersの主たる目的はMBA出願者や入学者の情報を収集し、分析することにあります。
例えば・・
- 業種などをプルダウンで選びますが、選択を間違えても落とされる訳ではないので、自然体で選べばいいでしょう
- レジュメは形式がバラバラなため、受験者情報を統一したフォーマットで整理するのは難しく、オンライン上の設問から情報収集しています
ハーバードのShort Answerの特徴
直近のキャリア上での重要な成果/経験を3つ書く必要があります。人生で最も困難な経験についても250字以内で回答しなければいけません。
※250字以内で、困難な状況、なぜそれがあなたにとって困難なのか、どうやって乗り越えたかを説明しなければなりません
コロンビア大学のShort answers
コロンビアのShort answersでは、あなたが知っているアドミッションや卒業生、あなたが参加したイベント、コロンビアの現役生の名前を記載する項目があります。出願締め切り直前で埋めていると間に合わず、コロンビア出願を考えている方は事前にネットワークを広げましょう。
アメリカでは、コロンビアに限らず、自分のゴール(この場合、MBA合格)に関係する人と繋がり、人間関係を構築できる能力はビジネスリーダーの素質の一つと考えられており、出願者はそのような素質をアピールしていく必要があります
Short Answersの対応方法
Short answersで回答に字数制約を設定していない学校もあります。そうだとしても冗長的な回答は避けましょう。質問の意図を考え、戦略的かつ簡潔に回答していきましょう。
Short answersの作成は出願予定の2~4週間前から余裕を持って始めましょう
特定の質問については深く考える必要はありませんが、戦略的に回答しましょう。
例えば、あなたの趣味がサッカーだとしたら、サッカーと記入しましょう。あなたは、週末、知人とサッカーを楽しんだり、地元高校のコーチをしていたり、大学時代はキャプテンだったかもしれませんが、サッカーについて全ての経験を書く必要はなく、一つで十分でしょう
レジュメをベースとしてShort answersを記入していきましょう。コピペはしないほうがいいでしょう
アメリカでは、結果として同じ内容を答えることになる場合でも、言い回しなど表現をアレンジすることで、コミュニケーションにおけるインテリジェンスと評価されます。コピペしてしまうとその能力が乏しいと判断されることになり、出願書類作成に手を抜いており志望度が低いと評価されてしまう可能性もあります。
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