Chicago BoothのWhy MBA

IBやPEファンドをキャリアゴールと考える方の参考になるかもしれません。PE業界で必要となるスキルとシカゴGSBの科目とを上手くつなげています。

出願者は転職経験もあり、必ずしも一貫したキャリアではないですが、上手くリカバリーしていると思います。

自分が何が好きなのかを「楽しむ」・「刺激的」・「魅力的」・「嬉しい」などの言葉で表現しています。

バックグラウンドとPE志望の理由

私は10代の頃から経済学に関心があった。両親が会計学のバックググラウンドだったので驚くことではない。軍隊のときも経済新聞を読んだり、証券市場の動向をチェックしたりしていた。

大学卒業後はA会社の経理部で働いた。複雑な会計処理に対応するという知的チャレンジを楽しんでいる間、私は金融業界に存在する別の刺激的でダイナミクスな機会を逃してしまっていることに気づいた。私は夢であるPE業界で自分の能力を高めることにした。

PEファンドで一年働いてみて、私はこの業界でプロフェッショナルとしての能力を磨いていきたいと確信した。PE業界は魅力的だ。

キャリアゴール

卒業後は、グローバルPEファンドのアソシエイトになる。そこでは、はるかに大規模で複雑な取引を経験し、多くのビジネスモデルについて触れ、投資に対する知的基盤を形成する。同時に、エチオピア、アンゴラ、アゼルバイジャンなどの発展途上国で事業を行っているAeronautics Ltdで飛行教官を楽しんでいたような幅広い国際経験も得られると思う。

その後、昇進して特定のリージョンのポートフォリオマネージャーになりたい。我が国の経済は他の欧米諸国と似ている点は多いが、PE分野はまだまだこれからだ。グローバル企業によるハイテク企業の買収案件もあるが、エイパックス・パートナーズのようなグローバルファンドが非技術分野での買収はごく最近で、件数もごく僅かだ。

究極のゴールは、私の国を金融サービスの世界的な中心地にすることに携わっていくことだ。私の国には、優秀な人材、起業家精神、文化の多様性などのアドバンテージが存在している。シンガポールが極東で成し遂げたように、この国がこのリージョンで金融のフロントラインを担うのを見てみたい。PE業界で重要な役割を担った後、グローバルな投資ファンドを立ち上げることが私の夢だ。

Why Chicago Booth?

シカゴGSBは、私のこのキャリアプランの最初の足がかりになると強く信じている。シカゴGSBが傑出した教育機関であることに疑いの余地はない。シカゴは金融業界で高い地位を占めており、特にPE業界に強い。シカゴGSBの長い歴史と幅広いアルムナイネットワークは、私のキャリアアップに貢献する。最近の不況時も、GSBのキャリアサービスが他のトップスクールを凌駕していたという話をよく聞き、昨今の労働市場の動向を考えたときに安心感がある。

経済学や会計学の基礎は既に学んだが、シカゴGSBで、私が興味がある分野の知識をより深めることができる。柔軟なカリキュラムで、コア科目をパスして、Financial Statement Analysisのような応用科目や、Economic Analysis of Major Policy Issuesなどの科目を履修することができる。私の学習は理論重視の講義スタイルだった。シカゴGSBのPrivate Equity/ Venture Capital LabのようなLabで、ビジネス上の課題や投資機会をどう評価するかという実際の問題について現場から学びたい。

選択科目が充実しているのも魅力だ。特に、Analytic Finance専攻コースの Advanced InvestmentsとFixed Income Asset Pricingの2つのコースに興味がある。LBO Modeling seminarは、私が使っている投資モデルと、グローバルPEファンドが使うモデルを比較できる貴重な機会だ。これらの科目は、生き残りが激しいPE業界で最先端のスキルを習得でき、それがアドバンテージとなり、私のキャリアゴールの達成に貢献する。また、Finance in Emerging Marketsのような国際分野の選択科目も履修してみたい。Emerging Market Groupでは、新興市場に対する貴重な知見や経験を得ることができる。

リーダーシップも、他のスキルと同様に、厳しい教育環境で強化できると思う。シカゴGSB独自のリーダーシップ研修プログラムであるLEADは、重要なリーダーシップスキルを実践し、そのプロセスを楽しむことができる素晴らしい機会だ。また、ソフトスキルの強化に加え、GSBでより多くを経験することで、地域文化や国際的な考え方に精通することができる。

最後に、学業や仕事でベストな成果をあげるには、サポートしてくれる環境が大事だと考えている。私は最近開催された2つのMBAフェアに参加し、在校生やアルムナイと話す機会があった。彼らは一様に、MBAでの経験がいかに素晴らしいものであったか、そして同校の教授陣のサポート体制が充実しているかを語ってくれたのが嬉しかった。そんな中、もし入学できたら、私は妻と一緒に渡米する予定です。家庭からのサポートは最も重要で、シカゴGSBのパートナーズクラブは、私がシカゴGSBを強く希望する重要な理由の一つです。

まとめ

以下、出願者のキャリアゴールやWhy MBAをまとめております。

キャリアゴール

タイムライン内容
現在経理部→PE一年目
ショートタームグローバルPEファンドのアソシエイト
ロングタームポートフォリオマネージャー→グローバルな投資ファンドを立ち上げる/自国をファイナンシャルセンターにすることに携わる

現在のスキル/経験等

  • 会計知識
  • PE業界の基礎知識
  • 経験知的チャレンジを楽しむ性格
  • 飛行教官としての国際経験

MBAで取得したいスキル/経験

項目シカゴGSBが具体的に提供している機会
PE業界で必要となる先端スキル・Financial Statement Analysis
・Advanced Investments
・Fixed Income Asset Pricing
・LBO Modeling seminar
新興国市場の投資に関する知見・Economic Analysis of Major Policy Issues
・Finance in Emerging Markets
・Emerging Market Group
実践経験・Private Equity/Venture Capital Lab
リーダーシップ・LEAD

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原文

https://www.aringo.com/Chicago-MBA-Essay-Examples/

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